WEBデザイナー
植村 Uemura(2024年入社)
WEBデザイナー
山口 Yamaguchi(2024年入社)
JOETSUグループで働いてみて
働いてみて
マルキンアドに入社した新人WEBデザイナーの二人。大学では二人共グラフィックデザインを中心に学んでおり、入社してからWEBデザインの知識を身につけました。研修の内容や、働いて感じた授業と仕事の違いなど、リアルな新入社員の声を紹介します。
大学で学んでいたこと
私はビジュアルコミュニケーションデザインを学んでいました。社会が変化していく中で生じる問題を解決するために、グラフィック、映像、企画など様々なデザインの視点から新たなアイデアを出して課題解決へ導くというもので、その中でも私はグラフィックデザインや映像をメインで専攻していました。
僕の大学ではデザインを企画×表現という風に捉えていて、企画を立てる部分を学ぶ授業と、表現するための様々なデザインを学ぶ授業の2軸がありました。僕も選択科目ではグラフィックデザインをメインに取っていて、効果的な伝達方法などを学ぶ中で、社会をより良くする仕組みそのものがデザインであると知りました。
私の大学は、企業と連携して進める授業も多かったです。実際にいろんな企業の方をお招きし、企業が抱える課題を解決するための企画を考え提案する、といった内容でした。
僕も、周辺の地域と連携して行う実践的な授業がありました。近隣の市から色々な課題を提示してもらい、その課題をデザインと企画の力でどう解決するかをチームで取り組むというものでした。JOETSUグループでも大学で学んだことと近い仕事ができると思い、入社を決めました。
私もそうですね。
入社後、研修でWEBデザインの知識を習得
僕は、入社するまでほぼWEBデザインに触れてこなかったので、正直不安はありました。デザインは学んできたけれど、いきなり仕事ができるものなのかと。しかし、入社後にはコーディング演習、バナー作成演習、LP模写、LP制作演習、サイト制作演習……と、順を追った手厚い研修プログラムが用意されていました。そのおかげで、知識を蓄えながら徐々にWEBデザインに慣れていくことができています。
私も、研修からの流れはほとんど植村くんと変わらないですね。肩書きの通りWEBの仕事が多いので、今は研修で学んだWEBデザインやコーディングの知識を元に仕事をしています。WEBばかりというわけではなく、私は研修と並行してプリントメディアや名刺のグラフィックデザインもしました。自分が映像をやっていた経験を活かし、映像の仕事にも少しだけ関わっています。研修があるとはいえデザインの基礎は必要なので、今まで大学で学んできた事も活かしながら日頃研修や仕事に取り組んでいます。
仕事を始めて、お客様の存在を意識するように
やはり自分はデザイナーとしてはまだまだで、自分の中だけで作ってしまっている時があると感じます。先輩方の視点をいただくと、「そう考えないといけないんだ」とか「確かにそうだよな」とか、あたりまえのことだけれど、いざ自分でやるとなるとできていない部分に気付かされます。そうしたことも、今仕事をしながら吸収している段階です。
先輩との差は私もすごく感じますね。一つ一つの仕事に与えられた時間が学生の頃と比べて短いのですが、その短い期間の中でお客様の思いを的確に汲み取り、魅力的に見せるデザインをしないといけない。そのための経験や思考、作業スピードや、正解をいち早く叩き出す対応力など……自分には足りない部分が沢山あるとデザインするたびに思います。
大学の授業では、自分でテーマや商品を決めてデザインすることが多かったです。しかし、仕事となるとお客様から依頼されたものを作るので、自分の興味関心とは離れたものも表現する必要があると思っています。研修中もバナー制作の練習で、色々な題材が提示されました。例えば、“美容コラーゲンドリンク”。自分にとって遠い存在だったので、バナーをデザインする際は難しさを感じました。今後の仕事で、自分が関わってこなかったモノやコトに向き合うことも多くなるはずです。どんなものでもデザインできるよう、対象をきちんと理解し、その魅力を引き出す作業がもっと大事になっていくのだろうと思います。
美容コラーゲンドリンクの課題制作をした時、私は「どんな人が飲むのか」という消費者のイメージを膨らませるところから始めましたね。実際にどんな人が自分の作ったデザインを見るのか、デザインの向こう側にいるターゲットを意識することは大切だなと、研修を通して実感しています。その上で、普段手に取らない商品や身近でない業界に関われるところは、デザイナーという仕事の面白い部分だと思います。
なるほど。人(ターゲット)のことを考えるって、デザインにおいてとても大切ですもんね。僕も、これを伝えるためには何が必要か、どんな要素が相応しいのか、どう具現化していくか……といった、デザインの際の考えるプロセスが、難しくも面白い部分だと感じています。
これからしてみたい仕事、興味のある領域
私自身が大学で色々な領域を横断して学んできたので、現在の「WEBデザイナー」という肩書きにとらわれず、様々なことに挑戦していきたいです。一つのデザインを極めるのも良いですが、様々なデザインの視点から物事を考え、新しい表現を追求することで、より良いデザインを作っていきたいと思っています。お客様の要望がどんな領域でも実現できるデザイナーを目指して頑張っていきたいです。そのためにも、まずは自分に足りていない部分の力をつけ、知識を蓄えながら土台をしっかりと固めていきたいですね。
僕は制作ももちろんですが、いずれはコンセプトや要素を構築するようなデザインの根幹、企画や構成の段階から関わってみたいと考えています。現状を考えると中々高い目標ではあるのですが、JOETSUグループの「思いをカタチに」というキーワードを意識し、考える力を今以上に活かしながら仕事に取り組んでいきたいです。また、その上で「この要素だったらどんな表現が合うか」「どうしたらよりよく見せられるか」など、“考え”から“表現”に移す力をもっと高めて、表現の幅と質の向上に努めていきたいと思っています。