ビデオグラファー/フォトグラファー

新井 Arai(2015年入社)

映像クリエイター/WEBデザイナー

鈴木 Suzuki(2003年入社)

JOETSUグループで映像の可能性を模索する
映像の可能性を模索する

2020年春に結成されたJOETSUグループの映像制作チームMITARI。映像の専門家ではなかった3人がチームになるまでのエピソードから始まり、最後にはMITARIの将来の展望を語ってもらいました。JOETSUグループの新領域に向けた取り組みや、挑戦する姿勢を彼らから感じていただければと思います。

映像に興味を持っていた社員が
声をかけられてチームに

MITARIは2020年の春に発足しました。それまで別々の部署にいた社員から、映像制作に興味があったり、動画編集に関わったりしたことのある人が声をかけられて集まってできた映像チームです。

社外からMITARIのために誰かを選んだというわけじゃなくて、社内の人間だけで発足したチームですね。社長が映像制作チームを作りたいというタイミングで、自分も製造部から制作部に異動になってキャリアチェンジしました。それまでは動画編集や撮影といった業務は一切やっていなくて、主に輪転機のオペレーターをやっていました。

私の場合は、MITARIが発足するまではずっとWEBデザインをやっていました。撮影はしないけれど映像に関わる編集は以前からやっていたので、それで声をかけられました。

自分の場合は、MITARI発足にあたり、先輩社員が自分のSNSを社長に紹介してくださいました。それで投稿内容を見て「いいのいるじゃん」って引き抜かれたという感じです。

スノボーの動画をとったりキャンプの動画を撮ったり、新井さんはプライベートで映像制作に興味があったんだよね。

ですね。プライベートで、当時はまだこういったシネマカメラとかは使わずに、アクションカメラという小さいカメラで本当に趣味としてやってたんですけど……趣味でやっていたことが、今ではメインの業務になっています。そういえば、音声担当メンバーの大井さんは鈴木さんと同じマルキンアド所属ですよね。以前から音声関係の業務をしてたんですか?

大井さんは最初から仕事で音楽関係の何かをしていたって訳ではないんだけど、本人が音楽のスキルを持っているというのは知っていました。こうして、ちょうど編集担当と撮影担当と音声担当が集まって、MITARIが発足しました。

3人集まって、MITARI(みたり)

MITARIって社長が考えた名前じゃなくて、鈴木さんと大井さんと新井、3人で考えたチーム名なんです。当時3人で集まって……そう、まさにその状態を表す名前じゃないですか。

3人を表す「みたり」。ひとり、ふたり、みたり、よったり。落語とかで聞くような昔の言い回しですね。結成当時はメンバーが3人だったので、3人を表す「みたり」と映像を意味する「観たり」からチーム名が考案されました。

「見たり聞いたり」という言い回しもあるので、「この映像見たよ。聞いたよ。」って世間に言われるようなクリエイティブを目指す、という意味もこめられています。

役割分担も働き方も自由度高く

現在は、私が企画・構成に関わる部分と動画編集、新井さん・大畠さんが撮影、大井さんが録音・整音といった体制で取り組んでいます。少人数なので、役割分担にとらわれず柔軟に対応しています。現在のそれぞれの役割も、誰かに言われたからということではなくて、個々が得意とするところになんとなく寄っていったらこうなった、という感じ。チーム内ではお互いの役割を尊重しながらも、自然と助け合う良い空気があると思います。

JOETSUに依頼が来た案件の場合は、自分の方で動画を編集する時もあります。今は撮影と映像制作で、毎日MITARIの業務をしています。

新井さんは特にそうだな。私もMITARIの業務が多いですが、WEBデザイナーという肩書もあるので、もちろんWEBデザインの仕事があればそっちをやります。大井さんもフロントエンドエンジニアとして普段はWEBサイトのコーディングをやっていますし、MITARIの中でも働き方は人それぞれです。

絶対全員で撮影現場に行くというのではなく、Zoomなどのオンラインツールも活用して柔軟に動いています。

ちょうどいい人数と、
JOETSUグループならではの協力体制が強み

やっぱり少人数なので、フットワークが軽いという点がメリットだと感じています。大手の映像制作会社だと人数がすごくいて、一人一人色々な役割とか細かい役割があって動くみたいな感じですが、そういうのとはMITARIは違うので。

この人は撮影だけ、この人は編集だけって、大手だと役割が明確になっていると思うんですけど、MITARIはそうではないんですよね。最初のお客様との打ち合わせから最後まで携われるっていうのも一つの魅力というか、MITARIならではというか。

お客様にとっても、大規模な会社にお願いしたいっていう映像案件ではなくて「ちょっと撮りたいから撮ってよ」という時に、ぱっと行って撮影できてすぐ編集してという風なスタイルは結構ニーズがあると思うんですよ。今の時代にあったスタイルで、そこはMITARIの強みだし、フリーランスの個人よりは専門的知識や機動力で勝っているから。大人数の世帯の映像制作会社とフリーランスとの中間でちょうどいい人数構成だと思う。

それから、撮って作って終わりじゃないっていうところがいいですよね。JOETSUグループとして他の映像制作会社にない提案力やデザイン力、あとはマーケティング的な知識があるので、SNSを活用するなど戦略的な映像の企画ができるのも強みですね。

MITARIが制作する映像コンテンツにはデザイン・広告会社としての知識が活かされています。MITARIの人数は限られているとはいえ、メンバーの周りに「映像制作チームだから」という隔てや壁がなく、さまざまな役職の方達とコミュニケーションがとれる環境もプラスに働いていると思います。

MITARIの仕事のやりがいとこれから

自分は、お客様も含めてみんなで一つのものを作っているというところに魅力を感じています。一からお客様と打ち合わせして、MITARIの意見も言いますけど、お客様の意見も取り入れながら準備して……実際に出来上がった時に、一人で作ったものじゃなくてみんなで作り上げたものだと感じますし、お客様からありがとうと言われた時は嬉しくなります。

同じです。あと、なにしろMITARIはまだ成長過程。だから、さらに様々な表現方法とか撮影技法を学んでいきたいと思っています。「今回はこういう撮り方をしてみよう。」「こういう編集の仕方をしてみよう。」というアイデアがたくさんあって、それを自分達で試すのが楽しいです。そういう時にやりがいを感じますね。

表現方法には正解がないじゃないですか。ちゃんと自分達の考えの筋が一つあって、今回の映像はこういう表現でいく、というのがあるんですけど、それに対しての見せ方が色々あって……。

そう。まだ可能性がたくさんある。それを探っていくのは楽しいです。まだ映像分野は、JOETSUグループとしてこれから開拓していく分野なので。

発足して、今年で3年目ですか。まだまだこれからですね。

表現の仕方と撮影技術。その辺を探ってもっと成長していきたいと思っています。数ある選択肢の中でMITARIを選んでいただくために、お客様ニーズの側からの視点を見失わず、MITARIを成長させていきたいです。

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