思いを魅力的に伝える、
言葉の架け橋
大国Okuni
JOETSU 所属 アシスタントディレクター / ライター
2022年入社。JOETSUで研修を終えた後、マルキンアド駐在に。現在はマルキンアドでディレクター業務を学びつつ、グループ内で唯一のライターとして活躍している。
/ 現在の業務について
教えてください
ディレクターのアシスタントとして、WEBサイト制作やポスター・チラシ制作などのディレクション業務を担当しています。お客様の要望をヒアリングしてデザイナーに伝える他、デザインの元となる構成案の制作をすることもあります。
デザインで必要となる文章のライティングや、キャッチコピーの提案もしています。
/ あなたにとって、
「思いをカタチにする」とは?
お客様や社内の人々の考えていることをわかりやすく、魅力的に伝えることです。
どうしても、言葉で伝えるのが苦手な人はいます。お客様には、デザイナーが使うような専門用語が伝わらないこともあります。そんな時の、橋渡し役が私です。私の仕事は、皆さんの言葉のコミュニケーションをサポートすることとも言えます。
また、デザイナーがアーティストではないように、ライターも小説家ではありません。今回の採用サイトの文章は私がライティングを担当しましたが、いただいた言葉に余計な装飾はしないようにしています。
伝えたい思いを尊重し、整えるだけ。引き出すべき魅力はすでに元の言葉の中にあります。よく観察すれば、作り出すべき「カタチ」は自然と見えてくるものです。
/ どんな学生でしたか?
大学ではデザインを学んでいました。ただ、他学部の授業が受けられる大学の教育プログラムと好奇心旺盛な性格が相まって、デザイン分野以外にも広く興味を持っていました。高校時代の好きな科目は数学と物理でした。
ライティングについては今まで勉強したことがないので、独学です。小学生時代は月に30冊本を読む子供で、中高と読書を続けていたので、それで文章力を養うことができたのかもしれません。
/ 就職先を選ぶ際に、
大切にしていたことは何ですか?
大学時代に学んだことを活かした仕事がしたいと考え、自分の中でのなりたいデザイナー像に近い仕事ができるような会社を探していました。
私が理想としていたのは、自分がやりたいことを押し付けるのではなく、お客様の手助けをし、魅力を引き出すデザイナーです。
「あの〇〇さんのデザイン!」ともてはされるデザインではなく、誰が作ったか意識されることはなくても、人々やお客様にとっては役に立つ、身近なデザインをしたいという思いがありました。JOETSUグループの実績は、私がやりたい仕事に近いように感じました。
加えて、自分の気質的に、田舎の落ち着いた場所や中小企業で働きたいという気持ちもありました。できれば実家がある群馬県で、と考えていたものの、群馬でデザインの仕事ができるのか半信半疑でした。そんなときにJOETSUグループを見つけ、迷わず応募を決めました。
/ あなたの10年後の姿は?
社内外で頼られる、柔軟な対応が可能なサポーターになりたいです。
ディレクションも、デザインも、ライティングも、今はまだ先輩の補佐がないと不安な部分です。そこをスキルアップさせ、コミュニケーションだけでなく業務においても橋渡し役になれれば、より色々な仕事が円滑に回るのではないかと思っています。
また、現在のJOETSUグループでライターという肩書の社員は私だけです。このまま腕を磨き10年後、JOETSUグループにライティングの仕事がくるようになり、新領域として後輩の指導・育成もできていたら最高ですね。